オートマチックスクイズで、ダミーの下家が守っているとき、ハンドのスレットスーツのウィナーがダミーにある場合は、これをはずしておかないとブロックする。
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AJ
Ax
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- -
xx KQ
xx KQ
- -
A
x
Jx
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図でスペードAを取ると、Nからはダイヤxを捨てるしかないが、Eがダイヤを捨てたときに、ダイヤAをはずしてからSに戻るエントリーがない。EではなくWが守っていればダイヤを捨てたときにハートを捨てればよい。
この図では手後れだが、ハンドに戻るエントリーがあるうちにダイヤAをはずしておき、それからスペードAを出せばスクイズが成立する。
このプレイ(ダミーのダイヤAをはずす)をヴィエナクーという。何でも、ホイストの時代にウィーンで発明されたそうだ。
ホイストではダミーが無いので、このようなプレイはさぞ難しかったことと思われる。
前掲の図でハートAが無い場合、スレットが別れているのにもかかわらずポジショナルになり、Eが守っているとスクイズが成立しない。
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J
Ax
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- -
K x
KQ 10x
- -
A
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Jx
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両方のスレットがブロックしている場合、クリスクロススクイズという。このスクイズはオートマチックで、どちらが守っていてもよい。
x
Jx
A
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- -
xx KQ
xx KQ
- -
A
A
Jx
-
スペードAを取るとEがスクイズされる。Eが捨てたスーツのAをはずし、もう一方のAで戻ると最後の1枚が取れる。
トランプスクイズにはいろいろなバリエーションがあるが、もっとも簡単なのを一つ。
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Jxx
AK
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xx KQ
xxx Qxx
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AK
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Jxx
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スペードAを取るとEがスクイズされる。ハートを捨てるとダイヤAでNに渡り、ハートを切ってダイヤで戻る。ダイヤを捨てるとダイヤAKを取ってハートラフで戻る。クリスクロススクイズに似ている。
ハートのスレットにはお供が1枚必要で、これを早めに切ってしまうとエントリーがなくなってしまう。
トランプスクイズはダミーに2エントリー必要。1つはダミーのスレットをラフするため。このエントリーはどのスーツでもよい。もうひとつはラフしてエスタブリッシュしたスレットを取るためのエントリーで、ハンドのスレットスーツに必要。