英語では alternative threat squeeze。
B1型のコンパウンドスクイズの形で、B1型ダブルスクイズになったときにR→Fの順にウィナーを取ってからダミーに戻るエントリーがないためにスクイズが成立しない場合、ダミーのBスーツのスレットがハンドにもあればこれをRスレットにしたダブルスクイズが成立することがある。
Ax
x
AKx
x
QJ Kx
- x
QJx xx
Kx QJ
xx
AK
x
Ax
ハートAを出す。Wはダイヤを捨てられない。クラブを捨てるとダイヤのAKをはずし(Sはスペード捨て)、クラブAで戻り、ハートKを出すとR型のダブルスクイズ。
Wがスペードを捨てると、B1型ダブルスクイズの形だが、R(スペード)を取った後、F(ハート)を取りに戻るエントリーが(B以外に)ないのでB1型ダブルスクイズは成立しない。
しかし、スペードのスレットがSにもあるので、これをスレットにしてR型ダブルスクイズにしようというのがこのスクイズである。
Wがスペードを捨てたところで次の図。スレットが移動してNの手がスレット1つになったので、逆向きにする。以下LとRも入れ替わる。
xx
K
x
Ax
Kx Q
- S -
xx E↓W QJx
QJ N Kx
Ax
-
AKx
x
ハートKを取るとWとNはスペードを、Eはダイヤを捨てる。
xx
-
x
Ax
Kx -
- S -
x E↓W QJx
QJ N Kx
A
-
AKx
x
次にスペードを出すと、Wはダイヤを捨てられないのでクラブを捨てる。そこでダイヤAKを取るとEがスペード-クラブのスクイズにかかる。
コンパウンドスクイズの形で、Bスーツの1つにエントリーがないためにコンパウンドスクイズが成立しない場合、もう1つのBスーツでフィネス可能な形であればダブルガードスクイズが成立することがある。
A7xx
A7xx
xxxx
x
10xx KQJ98
10xx KQJ98
- -
xxxxxx KQx
x
x
AKQJxxxxx
AJ
Sの7NTにWはスペードxをリード。Aであがり、ダイヤを7個取ると:
7x
A7
-
x
10x K
10xx KQ
- -
- KQ
-
x
xx
AJ
ここでダイヤをもう一つ取ると、Eがスクイズされる。クラブは捨てられないし、スペードを捨てるとR型のダブルスクイズになるので(ダイヤ、スペードと取る)、やむを得ずハートを捨てる。
7
A7
-
x
10 K
10xx K
- -
- KQ
-
x
x
AJ
しつこくダイヤを取ると(Nはクラブ捨て)、またしてもEがスクイズされる。クラブ、スペードは同じ理由で捨てられないので、ハートを捨てるとWの10がフィネスされる。