ダブルスクイズの形で、LまたはRのスーツを両方の敵が守っているためにダブルスクイズが成立しない場合、3つのスーツを守っている敵をスクイズして、ダブルスクイズに持ち込めることがある。これをコンパウンドスクイズという。
ダブルスクイズと同様、左右はスレットが1つの手を基準に考える。スレットが1つの手のスレットがRならばR型コンパウンドスクイズ。BならばB型コンパウンドスクイズ。B型はB1型とB2型がある。
コンパウンドスクイズでは、Bスーツが2つあり、敵のディスカードによりどちらかがダブルスクイズのBスーツになる。どちらがBスーツになってもダブルスクイズが成立するように、両方のBスーツにエントリーが必要である。
R型ダブルスクイズのLを両方の敵が守っている形である。
ハンドにはRのスレットが、ダミーにはBのスレットが2つある。2つのBスーツにはともにハンドからダミーへのエントリーがある。
x
x
Ax
Ax
x KQ
x -
KQ Jx
KQ Jx
Ax
AK
x
x
ハートのAを取ると、Eはスペードを捨てられないのでダイヤ(またはクラブ)を捨てる。ダイヤはWしか守れなくなるのでLとなり、R型ダブルスクイズの形になる。
Lスーツは元々Bだったので、必ずダミーにウィナーがある。これをはずしてハンドに戻るエントリーが必要。
B1型ダブルスクイズのRを両方の敵が守っている形である。
ハンドにはBのスレットが、ダミーにはもうひとつのBとLのスレットがある。ダミーのBスーツには、ハンドからダミーへのエントリーがある。ハンドのBスーツには、ダミーからハンドへのエントリーがある。このスーツのウィナーがハンドに1つだけある。
Ax x Axx x KJ Qx - x QJx xx Kx QJ x AK Kx Ax
ハートのAを取ると、Wはダイヤを捨てられないのでスペードかクラブを捨てる。クラブを捨てるとR型のダブルスクイズ、スペードを捨てるとB1型のダブルスクイズになる。
R型よりB1型の方が条件が厳しいので、B1型になるのが普通である。B1型になった場合、Rスーツは元々Bだったので、ダミーに必ずウィナーがある。これを取ってからFを出すためにハンドに戻るエントリーが必要。さらにその後ダミーに渡るエントリーがLかBに必要である。
B2型ダブルスクイズのRを両方の敵が守っている形である。
ハンドにはBのスレットが、ダミーにはもうひとつのBとLのスレットがある。ダミーのBスーツには、ハンドからダミーへのエントリーがある。ハンドのBスーツには、ダミーからハンドへのエントリーがある。このスーツのウィナーがハンドに2つ以上ある。
Ax
xx
x
x
KQ Jx
- x
A -
Qxx J109
x
AK
-
AKx
ハートのAを取ると、Wはダイヤを捨てられないのでスペードかクラブを捨てる。クラブを捨てるとR型のダブルスクイズ、スペードを捨てるとB2型のダブルスクイズになる。