NEC杯レポート Part 11

成田です。

 NEC杯レポート(その11)です。

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7.予選第3ラウンド(vs TAIPEI Don Fun 戦)
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の続き第5弾(第3ラウンドの最終回)です。

Rd3−#6 <ドキドキディフェンス>
       A96
EWバル   1062
       A108
       7643
1053          KJ74
KQJ87        −−
QJ           K7532
K82          J1095
       Q82
       A9543
       964
       AQ

 成田      阿部
 W   N   E   S
         P   1H
 P   2H  Dbl P
 P   P

 さすがに成田はペナルティパスをするときはノータイムという訳
にはいかなかったが、「このWのハンドでペナルティパスをしない
のならペナルティパスをするハンドが無くなってしまう」と思い、
ドキドキしながらパスをした。阿部さんのこの弱いEのハンドでの
ダブルは非常に珍しい。いつもはもう少し品が良い。そう、成田の
数倍も。でも阿部さんがいつもと違う事をやっても、ちゃんと成功
する時にやるというのがすごいところ。このハンドも2Hはどうプ
レイしても作る事ができない。
 我々のテーブルでは2ダウンして+300点を獲得したが、裏の
テーブルでは同じコントラクトの2Hxで3ダウン、−500点で
あった。成田のディフェンスが悪かったのか、こちらのNSのプレ
イがうまかったのか、何度か復習してみたが後者のような気がする
のだ。時間のある人はぜひ検証して、3ダウンさせるキリングディ
ディフェンスを発見したらぜひ成田まで知らせて欲しい。
 成田のオープニングリードはDQでこれがホールド、続くDJが
ダミーのDAに負ける。次にSはダミーからクラブを出してフィネ
スをし成田のCKが勝つ。成田はスペード10にシフトしてEのKが
勝ち、DK(成田はスペード5捨て)、Cx→CAとなり、ここま
でNS側の2勝4敗。

       A9
       1062
       −−
       76
3            J74
KQJ87        −−
−−           53
8            109
       Q8
       A9543
       −−
       −−

 ここでSはハンドからH3を出す。成田はHJで勝ってクラブを
出すが、SはそれをラフしてSA勝ち、SQ→H7(W)でラフと
なる。この時成田のハートは「KQ8」、Sのハートは「A95」
でこの後はどうやってもNS側の2勝1敗となり、2ダウン。終了
時点では成田は「裏はノンダブルの2Hが2〜3ダウンで、この
ボードは4〜5IMP 取りかな」と思っていたのだが。

 GOINGはダウン数1トリック分の5IMPを失点。61−33。

 #7はどちらも2S2メイクでプッシュ、#8はパーシャルのメ
イクダウンでDon Funに5IMP。最終結果は61IMP−38IMP。
大打撃戦の試合は打ち勝って、20VP−10VPで勝ち。GOING
は破竹の3連勝で単独トップを守った。
 「強いねえ、本物だねえ。」ディフェンディングチャンプチーム
のメンバーが入れ替わり立ち替わりこちらの結果を気にして視察に
きた。そう、次の第4ラウンドはこのディフェンディングチャンプ
チームとの対戦となる。

(つづく)