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From: nari@tvq.canon.co.jp
Date: Mon, 13 Mar 2000 12:11:08 +0900
Subject: [BR]NEC杯(その12)
成田です。
NEC杯レポート(その12)です。
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8.予選第4ラウンド(vs Defending Champs 戦)
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Defending Champsチームとは、前回優勝の久富チームだ。ただし
今回は久富さんは1回も出場しなかったが。「今後久富さんは大き
な試合には出場しない」という噂もある。残念な限りだ。という訳
でDefending Champs のメンバーは実質5人であった。井野さん、
今倉プロ、平田隆彦さん、陳さん、寺本プロである。細かい補足を
すると、昨年優勝の久富チームメンバーから宮国さんが外れて平田
隆彦さんが換わりにメンバーとなっている。ご存じのように、この
5人チームで昨年(1999年)の高松宮杯を優勝している。なお、
宮国さんは今回はオリンピアードオープン日本代表チームの一員と
して招待出場していた。
Rd3−#1 <えいっ!>
A42
双方ノンバル 7
J108754
A98
95 J876
K1095 AJ6432
AK2 63
K763 2
KQ103
Q8
Q9
QJ1054
成田 井野 阿部 陳
W N E S
P 2H P 2H=Weak。5-10 HCP。
4H P P P
第4ラウンドの最初のボード。ウィーク2のあとはOGUST という
約束だったが、成田はノーチェックで4H。どんなハンドでも4H
メイクのチャンスがあると思ったのだが、アタリだった。OGUST を
使っていたら3Hで止まってしまっただろう。止まるつもりが無い
のなら、相手に情報を与えるよりもすぐにゲームビッドをした方が
良い。もしかしてプリエンプティブビッドになっているかもしれな
いし。反対側のテーブルではWに今倉さんが座っていたが、なぜか
3H止まりだった。今倉さんの得意なコメント「作り目半分、サク
リファイス半分」というハンドだと思ったのだが。裏はマルチ2D
からの展開で止まったのかもしれない。
阿部さんの2Hはスペード4枚を持っているが、成田がもしこの
ハンドを持っていても2Hオープンだ。この辺は人によって意見が
分かれるところだと思うが。でも井野さんと陳さんは「Eが4枚ス
ペードだった事」を誉めていた。その理由は「もしEのスペードが
3枚以下なら4Hはダウンしているから」らしい。
GOING に幸先よい6IMPが入った。6−0。
Rd3−#2 <リード命!>
次のボードはオープニングリードの問題。あなたはEです。
KJ1092、42、872、K109
成田 井野 阿部 陳
W N E S
P P
P 1NT P 2C 1NT=15−17。
P 2H P 4H
P P P
NSバルでビッディングは上記のとおり。
あなたの選ぶオープニングリードは?
Q5
KQ105
AK6
J864
A876 KJ1092
986 42
J93 872
Q32 K109
43
AJ73
Q1054
A75
実戦では阿部さんはハートリード。井野さんはすぐさまハートを
3回狩り、ダイアの4枚目にハンドのスペードをディスカードして
メイクである。スペードのリードのみダウンだった。でもスペード
リードは非常にしにくい。スペードリードは「のみ出来リード」と
なる可能性が高そうだからだ。だから成田はこのボードはプッシュ
と楽観的に考えていた。
しかしながらGOINGは11IMPを失った。裏はEの3S2ダウン。
Eの寺本プロがウィーク2Sかマルチ2Dでオープンしたものと推
測する。やられた。もしNSが4Hをビッドしてもスペードリード
でダウンするのだから。瞬く間に逆転。6−11。そしてこの後は
再逆転どころか、どんどん差が開いていくばかりであった。
(つづく)
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