No.2693 | 上へ | 前へ | 次へ
From: nari@tvq.canon.co.jp
Date: Wed, 15 Dec 1999 00:13:27 +0900
Subject: [BR]12/13レポート(その4

成田です。

 最終回の今回(その4)は、24番のお話です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
後半24番
ディーラW、双方ノンバル。

     K1082
     93
     K97
     KQ83
J743     AQ65
A5       KQ42
A8654    Q2
95       AJ7
     9
     J10876
     J103
     10642

中村      成田
W   N   E   S
P   P   1C  P
1D  P   2NT P
3NT P   P   P

 Eはダミーを見た時、4Sが良いコントラクトだなと
思った。がしかしビッドも難しそうなので、3NTでも
十分妥協して良いだろう。なんせオープニングリードは
HJ。クラブでは無いのだから。
 小考後、ダミーのHAで勝って、D4→7→Qの勝ち。
これはほぼ出来と一安心してからSA、S5と続ける。
SはD10をディスカード。がーん。また試練が始まった。
ダミーのSJがNのSKに負ける。NはH9をリターン
してEのHKが勝ち。

     108
     −−
     K9
     KQ83
74       Q6
−−       Q2
A865     2
95       AJ7
     −−
     1087
     J
     10642

 ここまでEW側の4勝1敗。まだEWには8トリック
しかない。困ったEは小考一番、HQ、H2と出す。
Sにハートをどんどん取ってもらってからクラブを出し
てもらい一回ホールドしてから、Nをダイアとスペード
のスクイズに持ち込もうという作戦なのである。しかし
ながら実戦では全く違った展開になった。Nがすぐに
スクイズにかかってしまったからである。というのは、
HQの時にNはC3を捨てることができたが、
H2→H8(S)の時にNは捨てるものがなくなって
しまったのである。実際はSにCJを期待してC8を
捨てた。Sは最後のハート10を取るのはパートナ(N)
を苦しめるだけだと考えて(偉いっすねえ)、H10を
取らずにDJにシフトした。
 EはダミーのDAで勝って下図。

     108
     −−
     K
     KQ
7        Q6
−−       −−
86       −−
95       AJ7
     −−
     10
     −−
     10642

 実はEはこの時点でダウンを覚悟していた。Sにやら
れたと思っていた。というのはNの残りのディストリは
丸見えなので、(スペードは2枚持っている、DKも持
っている、クラブは2枚)残っているNのクラブがKQ
のときしかこの3NTはメイクしないという事が明白
だったから。
 しかしながら幸運の女神はEに微笑んだ。上図の状態
で、ダミーからC5を出してCQに対してダック。Nの
DKにハンドからS6を出してからクレーム。
「次に黒いスートが出てくるはずなので上からたたきま
す。CKが落ちてくればメイク。」
 めでたし。

 さてさて裏のテーブルの結果はどうだったか。4Sに
しろ3NTにしろメイクするのは易しくないので、もし
かしたら取りかもしれないと思っていたが経過を聞いて
びっくりしてしまった。なんとEWペアはこちらのEが
ウンウンとうなったようなプレイではなく、スイスイと
プレイしたらしいではないか。理由はすぐに判った。
コントラクトが6NT。ダウン3。

         +11 IMP。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(おわり)
------------------------------------------------------------------
キヤノン株式会社 取手事業所 映事品質計画1課 成田秀則
(office)E-mail : nari@tvq.canon.co.jp
        Tel.No.: 0297-73-9997(直)/ 社内内線621-44016
        FAX    : 0297-73-5422
------------------------------------------------------------------



上へ | 前へ | 次へ