NEC杯レポート Part 33
成田です。
NEC杯レポート(その33=最終回)です。
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16.準々決勝第3ラウンド(vs Defending Champs 戦)
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成田は2月10日(木)の夜、妹宅(市営地下鉄の中川駅前)に
宿泊した。桜木町駅から乗り換え無しで30分弱。中川駅から徒歩
3分。この好条件では泊まらせてもらう一手だ。
と思ったのは半分正解、半分不正解だった。成田が23:00頃
訪ねると5歳の男の子がお出迎え。結局シャワーを浴びた後にスー
パーファミコンで遊んでから就寝。次の日の朝は、もう一人の2歳
の男の子が「おはよう」コール。こりゃたまらん。やはり、チーム
メイトと同じようにホテルに泊まるのが正解だったか?でも成田は
少し気楽だった。というのは、次の16ボードは成田は当初の予定
通りお休みだったからだ。
2月11日(祝)は朝10時開始。チームメイトにお任せ状態。
という訳で、成田は気楽にビューグラフ観戦をする予定だったのだ
が、「ビューグラフルームへの電源供給不良」「ビューグラフシス
手ムの2000年問題バグ」などのトラブルで、準々決勝の最後の16
ボードはビューグラフ稼動せずだった。(この後の準決勝からは
復帰した)ビューグラフの観戦に来た人達(5〜6人だった)は、
お預けを食う形となった。でも成田にとってうれしい事もあった。
(確か)塩田さんという女性が、JCBL会報の高松宮杯観戦記を
読んで来てみたというのだ。成田が宣伝した甲斐があったというも
のだ。(でも一人だけというのは寂しいが)
このラウンドからは、40番ボードの1ボードを紹介する。
●QF−Rd3−#40 <強気に出るか弱気に出るか>
最近お馴染みの「ビッド問題」から。
今倉 寺本
W N E S
1C P 1D ?
AJ842 あなたはS。
K92 双方ノンバル。
KQ
AQ9 上記シーケンスでどうビッドする?
(Sのハンド)
実戦で成功するビッドのみ正解とします。
フルハンドと実際のビディングを以下に。
95
双方ノンバル AQ105
J10974
103
KQ7 1063
763 J84
A83 652
K765 J842
AJ842
K92
KQ
AQ9
今倉 ゲラー 寺本 荻原
W N E S
1C P 1D 1S
P P P
寺本プロの「1Dレスポンス」はいったい何なんだろう。成田に
は、彼が突然「閃いた」としか思えない。彼がこういう行動を日頃
から頻繁にしているとは思えない。特にIMP戦で。たぶん半分以上
サイキックだったのだろう。この1Dレスポンスに荻原さんがやら
れた。おそらく彼女の考えは、以下のようなものだったと思う。
「EWがオープンとレスポンスを正当にできるだけの強さを持っ
ているのなら12+5=17点がEWにあり、自分達にはせい
ぜい23点くらい。NSにゲームができるとしたらスペードに
フィットがある時くらいか。Dblと言ってから2Sとビッド
するにはスペードの内容があまり良くないし。」
いやはや本当に寺本プロの1Dレスは絶妙だった。なにしろWは
12HCPの3334。どんな状況になってもWは興奮するハンド
では無い。それよりもNSに26HCPあって、3NTでも4Sで
も楽勝なのだから。
さて、冒頭の問題に対しては、「1NT」を正解とする。理由は
Dblと言ってからスペードをビッドするよりも、ゲームに行きや
すいビッドだから。「Dbl」と言ってからスペードをビッドする
つもりの人も、準正解としよう。(4Sをメイクする自身がある人
のみですよー)
裏のテーブル(阿部−清水誠テーブル)では、NS(井野−陳)
ペアが4Sをビッド&メイク。より良いコントラクトである3NT
をなぜ逃したのかは良く判らないが、GOINGはこのボードで7IMP
を失点した。(1Sは3メイクだった)
40番ボード以外の出来事はあまり聞いていないし、聞ける状態
でもなかった。このラウンドは完敗で、8IMP−58IMPの負け。
オーバーオールで、73IMP−144IMP。ノックアウト戦だったの
で逆にすっきりした負け方だったとも言える。
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17.まとめ
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第5回NEC杯でのGOINGチームの成績は、「予選は堂々と5位
通過、そして準々決勝で敗退」というものだった。最低目標は達成
という結果。今回成田にとって一番うれしかったのは、「GOINGと
いうチーム名がデイリーブリテンにも度々登場し、知名度が少し上
がったこと」だ。次回はGOINGチームのオリジナルメンバーである
伊藤陽一と共に出場できる事を願って、本レポートを終了すること
とする。
なお、準決勝と決勝の模様はNEC杯ホームページのデイリー
ブリテンをご覧下さいませ。
長い間「おつき愛」いただいた皆様、ありがとうございました。
(おしまい)
※筆を置いた日時:2000年4月19日、12:10。
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