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From: nari@tvq.canon.co.jp
Date: Mon, 27 Mar 2000 19:16:39 +0900
Subject: [BR]NEC杯(その19-1)

成田です。

 NEC杯レポート(その19-1)です。

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 例の「3NTx」のビッド&プレイ&ディフェンスの詳細が判明
しましたので、以下にご報告致します。
               (取材協力:阿部弘也さん)
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・予選第7ラウンド(vs INDONESIA 戦)より。

Rd7-#13 <すごいぞ Mr.Manoppo!>
       AK
双方バル   QJ7543
       J
       J963
Q9765        J4
AK10          6
Q3           A1098652
852          AQ7
       10832
       982
       K74
       K104

 清水  Lasut  阿部  Manoppo
 W   N   E   S
     1H  2D  P
 2NT P   3NT Dbl
 P   P   P

 コントラクト:3NTx by W

 Mr.Manoppoは最初はやはり「2H」とビッドしなかったそうだ。
阿部さんによると「彼は黙っていて後でダブルのが好き」らしい。

 オープニングリードはハート3。(アティチュード)
 (注:アティチュードのリードとは、「リターンをして欲し
    ければ一番小さいカードを出す」という約束。)

 第1トリックはSからハート8が出てWのハート10が勝つ。ここ
で清水さんは長考。結局S(Manoppo)のダイアがKJの3枚以上
とゲスしてダイアQを出して流した。ここからのMr.Manoppo が
すごい。彼は「すぐに」ダイアKで勝ち、「スペード」にシフト!
NのMr.Lasut はさすがに間違わない。ディフェンス側はダミーと
お話をすれば良く、唯一気をつける点は「クラブでSにスローイン
してしまわないようにする事」だけ。このボードで阿部-清水ペア
は13IMPの失点を覚悟した。

 成田が「Mr.Manoppoはすごいなあ」と思ったのは2点。

①「最初にビッドせずにじっと我慢して最後にダブった事」
  すぐにハートをサポートしてからダブルよりも、全くサポート
 しないでダブルほうが、効果てきめん。彼がダイアのKJxを
 持っているだろうとほとんどの人(阿部さん以外の人は)は推測
 してしまうだろう。

②「ダイアQをすぐにダイアKで取ってスペードにシフトした事」
  これは全てのハンドを想像する力がないと、かなり難しいと
 思う。シグナルが出ているわけでもないし。


 という訳で、「清水さんがもしかしたらインドネシアのWと同様
のプレイをしてしまったのかもしれない」という僅かながらの疑惑
(清水さんごめんなさい)は完全に解かれたのであった。

(その19-1)は終わりです。

引き続き(その20)以降をお楽しみ下さい。

以上



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