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From: saka@pure.cpdc.canon.co.jp
Subject: What are compound squeezes? (2)
Date: Mon, 24 Aug 1998 12:38:18 +0900

 坂本です。

  コンパウンドスクイズの話その2ですが、その前に訂正があります。

><R型コンパウンドスクイズ>
>
>(4) 3スーツのいずれかにダミーからハンドへのエントリーがある。

  残りの1つのスーツでもかまいません。ただし、1枚目はEをスクイズするために
最初に使うので、2枚目でなければなりません。

><R型ダブルスクイズ>
>
>(4) 左側の敵だけが守っているスーツにウィナーがある場合は、
>3スーツのいずれかにダミーからハンドへのエントリーがある。

  どのスーツでもかまいません。

<B型コンパウンドスクイズ>

(1) 3スーツにスレットがあり、2つはダミーに、1つはハンドにある。
(ダミーとハンドは逆でもよい)

(2) ダミーにある2つのスレットは1つは左側の敵が、1つは両方の敵が守っている。
両方の敵が守っているスーツにはハンドからダミーへのエントリーがある。

(3) ハンドにある1つのスレットは両方の敵が守っている。
(これがB型と呼ばれるゆえん。BはbothのB)
このスーツにはダミーからハンドへのエントリーがある。

  ところで、B型コンパウンドスクイズには、B2型、B1型があります。
・B2型  ハンドのスレットスーツのウィナーが2つ以上ハンドにある。
・B1型  ハンドのスレットスーツのウィナーがハンドに1つしかない。

<B2型コンパウンドスクイズ>
(4)  ハンドのスレットにウィナーが2つ以上ハンドにある。

[図5]
         Ax
         xx
         x
         x

KQ                   Jx
−                     x
A                     −
Qxx                 J109
         x
         AK
         −
         AKx

  残り6枚でウィナーは5つ。
  ハートのAを取ると、Wはダイヤを捨てられないのでスペードかクラブを
捨てる。クラブを捨てるとR型のダブルスクイズ、スペードを捨てると
B2型のダブルスクイズになる。

<B2型ダブルスクイズ>
(1) 3スーツにスレットがあり、2つはダミーに、1つはハンドにある。
(ダミーとハンドは逆でもよい)

(2) ダミーにある2つのスレットは1つは左側の敵が、1つは右側の敵が守っている。

(3) ハンドにある1つのスレットは両方の敵が守っている。
このスーツにはダミーからハンドへのエントリーがある。
このスーツのウィナーが2つ以上ハンドにある。

(4) ダミーにエントリーがある。

  Eがスペードを捨てると次の図になる。
[図6]
         Ax
         x
         x
         x

K                     Jx
−                     −
A                     −
Qxx                 J109
         x
         K
         −
         AKx

  B2型ダブルスクイズのプレイは簡単で、両方の敵が守っているスーツ
以外のウィナー(ハートとスペード)を全て取り、ダミーに入る。ダミー
のスレットがどちらもエスタブリッシュしていなければ、両方の敵が守って
いたスーツ(クラブ)を取る。3枚目が必ず取れる。

<B1型コンパウンドスクイズ>
(4) ハンドのスレットスーツのウィナーがハンドに1つだけある。
(5) ダミーからハンドへのエントリーが、ダミーのスレットスーツのいずれかにある。
(6) ハンドからダミーへのエントリーが、ハンドのスレットスーツか、左側の敵だけが
守っているダミーのスレットスーツのどちらかにある。

[図7]
    Ax
    x
    Axx
    x
KJ       Qx
−       x
QJx     xx
Kx       QJ
    x
    AK
    Kx
    Ax

  残り7枚でウィナーは6つ。
  ハートのAを取ると、Wはダイヤを捨てられないのでスペードかクラブを
捨てる。クラブを捨てるとR型のダブルスクイズ、スペードを捨てると
B1型のダブルスクイズになる。

<B1型ダブルスクイズ>
(1) 3スーツにスレットがあり、2つはダミーに、1つはハンドにある。
(ダミーとハンドは逆でもよい)

(2) ダミーにある2つのスレットは1つは左側の敵が、1つは右側の敵が守っている。
(それぞれL,Rと呼ぶ)

(3) ハンドにある1つのスレットは両方の敵が守っている(Bと呼ぶ)。
このスーツにはダミーからハンドへのエントリーがある。
このスーツにウィナーが1つハンドにある。

(4) Rのウィナーを取ってから第4のスーツ(Fと呼ぶ。Freeの略。スレットに関係ないスーツ
のこと)の最後のカードを取る。Rのウィナーがある場合はこのための、ダミーからハンドへの
エントリーがLまたはRに必要。

(5) ハンドからダミーへのエントリーが、ハンドのスレットスーツ(B)か、左側の敵だけが
守っているダミーのスレットスーツ(L)のどちらかにある。

  Eがスペードを捨てると次の図になる。
[図8]
    Ax
    −
    Axx
    x
K         Qx
−       −
QJx     xx
Kx       QJ
    x
    K
    Kx
    Ax

  (5)のエントリーがLにあるこの形はRFLスクイズと呼ばれ、RFLの順にウィナーを
とらなければならない。(5)のエントリーがBにある場合はRFの順にとる。

  よって、まずスペードのAを取り、ハートKで戻ると、

[図9]
    x
    −
    Ax
    x
−         Q
−       −
QJ       x
Kx       QJ
    −
    K
    x
    Ax

  次にハートKを取ると、Wはダイヤが捨てられないのでクラブを捨てる。ダミーからは
いらなくなったクラブを捨てる。Eはダイヤを捨てられるが、次にダイヤAを取られたとき
スペード−クラブのシンプルスクイズにかかる。

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映像事務機343設計室  坂本 陽一  saka@pure.cpdc.canon.co.jp
居室: 612-27132  実験室:612-27171  FAX: 03-3757-9213

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